イグアス旅行について、最後に泊まったホテルについて触れて終わろうと思ってたんですけどね、まぁ筆が進まない😂
多分、色々紹介したいのにホテル内施設の写真が全然ないからです…ブログ書くって決めてたら色々撮っただろうにな…後日気が向いたら写真ほぼゼロの記事書きます(笑)
ということで、全然違う話題を。
地球の歩き方的な観光の話ではなく、物理的にサンパウロを歩く時に困ってること、気をつけた方がいいかも、これは実際来てみないとわからなかったなってことをつらつらと書いてみようかと。
来てすぐはどこが危ないエリアなのかよくわからないというか、どこも危なく見えてしまっていたので歩いて移動することはあまりなかったのだけど、近場はある程度車で移動して大丈夫そうだなって思ったので、最近は運動がてらちょいちょい歩いてます。
サンパウロと一言で言っても広いのだけど、日本人駐在員が多く住んでいるエリア(パライゾ地区・ジャルジン地区の一部)はサンパウロの目抜き通りパウリスタ通り(ブリガデイロ駅付近)から、南西に坂を下った辺りになります。
※ちなみに日本人学校のバスが来てくれるエリアがこの辺りだと決まっているので必然的に日本人駐在員が集まります。
私が言う「サンパウロ」のメインはこの辺りだと思って頂いて🙇♀
●車は右側通行、左ハンドル
これはこの辺りに限らずなんですが、ブラジルでは車は右側通行です。日常的に車を運転している夫ですが、未だに苦労しているよう。
私は運転しないし、あまり関係ないかな？と思っていたのですが、意外とこの感覚のズレは危険だと感じました。うまく説明できないけど、日本にいたときの感覚で道路を横断しようとすると、え？このタイミングでこっちから車来るんだ！？ってなることが。冷静に考えればわかるはずなんだけど…。慣れるまでは周りの人に合わせて横断してました。
一方通行の道が多いので安全確認が楽な部分もあります。
●坂がすごい！段差がすごい！
パウリスタ通りが1番高い位置にあるので、パライゾ・ジャルジンは坂だらけです。北東−南西の坂は概ね一方向に下り(上り)なのだけど、その道に交差する道は上ったり下ったりしてます…均すのは難しかったんだろうな…
で、この坂があちこち急で！！上り、そしてベビーカーを押して行くとなるとめちゃしんどいです😅下りは楽かと思いきや、勢いよく進まないように制御するので意外と辛い。1人で歩くと楽ーーー！！ってなります😂(息上がるけど)
そしてベビーカーに優しくないのが、これ。段差。すごいの、段差が。
家の前の歩道の整備は家主がしなければいけないそうで、各々工事するので家と家の切り替え部分がガタガタです。
こうやって斜面にしてくれてるとこも多いけど、角度が急な場合も多いので上りの時はここを乗り越えるのがしんどい😇
横断歩道がある道路に繋がる歩道でもスロープがないことも多々あります。
平らな部分でも穴が開いていることが多いし、あちこち溝(亀裂？)もあるので、ベビーカーを使う場合はタイヤが大きいものを使うことをおすすめします。
●信号がない。あっても当てにならない。
これは1番目に書いたことにも繋がるんですが、横断歩道があっても信号がなく、自分で車の動きを確認して渡らなければいけないところが多いです。また、信号が故障していることも多々あり…なかなか直りません😇うちの近所の信号、多分数ヶ月故障したままだったんじゃないかな…純粋に信号無視も多いと聞きます。(特にバイク)
でも歩行者もなかなか自由で信号無視は当たり前、メインの広い道でも横断歩道のないところを普通に渡っています。あちこちに信号守ろうね！横断歩道を渡ろうね！という看板があります。
信号も横断歩道ないところを渡る時、さすがにビュンビュン走ってるようなところでは無理だけど、車が少ないところ、逆に混雑していて動きが遅いところでは、ごめんよー通るよーって感じで👍を車に向けながら歩けばいけるみたい😂横断歩道で車に待ってもらったときもよく👍やります。(親指と人差し指で丸を作るOKポーズはブラジルではNGです)
余談ですが、信号無視に関しては、隙を作らないために信号待ちですら止まらない方がいいという人もいます。
ずっと謎なのが永遠に青にならない歩行者信号があること😅近くにボタンがあって押せと書いてあるのだけど、押しても信号が変わらない…ボタンが壊れている可能性が高いとは思うのだけど困る…
信号もそうですが、横断歩道があったはずなのに突然消えたりもします😂工事した直後、日本だと仮で横断歩道が描いてあると思いますが、こっちだとそれがないです。結構びっくりします🤣
●タバコの煙がもくもくと
サンパウロはレストランやホテル、ショッピングモールなど、公共の場(屋内)では全面喫煙禁止です。かと言って日本のように屋外に決まった喫煙所があるわけではないので、そういう建物の前でたばこを吸っている人を沢山見ます。
歩きタバコの人も多いです。子連れで歩いていると、煙がこちらに流れて来ないように移動したり、タバコを高い位置に持ち替えたり、配慮してくれる方もいます。が、あまり気にしない人の方が多いかなぁ。煙は避けきれないけど、火が当たるのは怖いので気をつけています。
●歩きスマホ、ダメ、絶対かと思いきや。
こちらに来る前にスマホを手に持っているとひったくりに遭う確率が上がるので、よほどのことがない限り出すなと聞いてきました。地図を確認したくても、一度スーパーなどに入って確認をしろと。なんなら経路を覚えてから出かけろと。
でも、現地の方、結構歩きスマホしてます。
本当にやばい強盗は手に持ってなくても、銃で脅して鞄からスマホを出させるので、手に持ってようが仕舞っていようが関係ないって判断なんでしょうかね…。普通に前方不注意で危ないのでやめた方がいいとは思いますけども。
私も路上でスマホ確認する場合もあります。なるべくしないけど。スマホ出すときは周囲を見て大丈夫そうか確認して、壁側を向いてささっとやります。
ちなみに強盗に襲われた時に渡しても支障のない重要なデータが入っていないスマホを持ち歩いているという方もいました。その場で中身を確認されることはないと思うけど、使えないと逆上されたら怖いよなぁという話もしてました(スマホ本体ではなく中のデータが目的なので)。どっちがいいんでしょうかねぇ…
盗まれてもいい財布(現金がなさすぎると逆上されるかもしれないので100レアルくらい入れておく)を持っておくといいという話も聞いていましたが、今はもっぱらスマホが狙われて現金狙いの強盗は少ないようです。カードは足がつきやすいので盗んでも使わないのだとか。
当たり前ですが、夜は治安が悪くなるので、どうしても暗くなってから出かけなければいけない場合はUberを利用して、車が来るまでは室内で待つ、目的地の目の前で降ろしてもらって、なるべく外にいる時間を短くしています。
●アクセサリーはしないのが吉
例え安物であっても路上強盗からしたら奪うまで価値は判断できないので、アクセサリーはしないほうがいいです。すれ違いざまにネックレスを引きちぎれられた話も聞きました。
とは言え、現地の方でも日本人の方でもアクセサリーを身につけている人はたくさんいます。そこまでリスクは高くないのかもしれません。
●路上生活者、物乞い、路上で物を販売している人多数
こういう方達がみんな危険なわけではないのですが、日本ではほぼ見ないのでギョッとするかもしれません。私は香港でもよく見かけていたので衝撃は大きくないと思っていたのですが、少し離れたセー駅付近を通ったときはかなり衝撃を受けました。東洋人街のリベルダージ、韓国人街のボンヘチーロに行く途中にそういうエリアを通ることがあります。
キリスト教の国なので、一日一善が当たり前なのだとか。物乞いの方とフレンドリーに会話する光景もよく見ます。
路上で店を構えるわけではなく立って歩いて、歩行者や停車中の車にお菓子やタオルなどの雑貨を売っていたり、大道芸を披露している方達もよく見かけます。
みんなが危険なわけではないと書きましたが、中には麻薬中毒者もいるので、なるべく近くは通らないようにしています。セー駅周辺は絶対に歩いて通りません(セー駅の建物がきれいらしいので見に行きたいのですが)。警察も常駐しているようです。麻薬中毒者にすれ違いざまに道路に突き飛ばされそうになったという事件も起きているので、どんな人とも手の届く範囲には近寄らないようにしています。麻薬中毒者は少し離れた位置からでも明らかに様子が違ってわかるので、即座に道を変えて避けます。
●スラム街(ファベーラ)には近寄らない
スラム街(貧民街)はポルトガル語でファベーラと言います。
パライゾ辺りにファベーラはないのですが、少し離れればあちこちにあります。日本人学校に行く途中にもあるので最初はとても心配でした。
ファベーラは遠くからみてもよくわかります。赤レンガ造りで青い水タンクが乗っている家が集まっていたら、そこがファベーラです。
何故かファベーラツアーなるものがあるのを発見したのですが…絶対に近寄らない方がいいです。治安の悪さの想像がつかないですね…。
なんか段々物々しい話題が多くなってしまったのけれど、油断さえしなければ安全に生活できますので(今のところ危険な目に遭ったことはないので)安心してください。
最後に軽い話題を。
●犬の置き土産に注意
サンパウロは愛犬家が多いのか、散歩している姿もよく見ますし、色々なお店(飲食店も)でペットフレンドリーを謳っています。
ちゃんと回収してくれる飼い主さんも沢山いるとは思うのですが…排泄物がそのまま放置されているのをよく見ます。常々警戒して歩いています😅
