サンパウロ駐妻の雑記帳

2023年11月現在、小2と1歳児の男の子2人の母です。海外転勤族(?)の夫についてブラジルはサンパウロにやってまいりました。日記?備忘録?みたいな感じで思いついたことを色々と書くことにします。長くなりがち、読みにくいですが、何かが誰かの役に立ったら嬉しいです。

サンパウロでの病院(救急)受診[後編]

前編はこちら↓

yuckey-at-brazil.hatenadiary.com

 

平穏が訪れたと思いきや…幼稚園から帰ってきた次男の鼻水がズルズル…時折咳も出る…元々若干風邪気味だったのが引きこもり生活ですっかりよくなったのに😇

(どうでもいいけど記憶間違いに気づいたので追記。復帰明けの当日にズルズルして帰ってきたわけじゃなかったです。5日間は間空いてました😂気持ち的には間が空いてなかった…)

まぁ、でもこの時は症状は大したことなく、元気いっぱいに遊んでいたのであまり気にしていませんでした。

 

その日の寝る直前から咳が増え、夜中も咳が出て眠れない様子。抱っこしながら細切れ睡眠で朝を迎え、さすがに寝られないのはまずいと医療サポート経由で小児科を予約。18:00にしか予約が取れなかったけど、この時点でもそこまで緊急性が高いとは思わず今日中に受診できればいいか…と思ってしまい、予約できないなら仕方がないなと納得しました。

でもまぁずっと機嫌が悪い。抱っこしてないと泣きじゃくる。朝ごはんも食べない。水も牛乳も飲まない。眠いと全て拒否することもこれまでにあったので、これも眠いせいなのかなと思い、ずっと抱っこしてなんとか寝かせる。

ここでちゃんと寝られてよくなればいいなーと期待するも、短時間で起きて相変わらずの機嫌。少しは寝たのでいけるか?と思って、大好物の果物ピューレ(パウチで吸って飲むタイプのもの)や牛乳を飲ませようとするも拒否。半日何も飲まず食わずで、明らかに呼吸も荒く苦しそうになっていたので、夫に帰宅要請&医療サポートに早めに受診できる病院がないか相談(この時まだ13:00頃)。

 

救急での受診を勧められたので、長男のときと同じように諸々手配して病院に行く準備。この日、タイミングの悪いことに家事代行の人に来てもらっていたし、部屋の中でちょっとした工事が必要でその業者もいたし、長男は学校に行っていなかったので家にいたしで、夫が帰って来ないと私は動けない状態。渋滞に巻き込まれてなかなか到着しない夫をヤキモキしながら待ちました😫

 

やっと動けるようになり病院へ。

バイタルチェックの時点で血中酸素濃度が92%で危険な状態だったようですぐに医師の診察となりました。診察の結果、何より早く薬を投与しなければならないということで壁とカーテンで区切られ、ソファベッド(リクライニングできるソファ)のある処置室?へ。

薬を投与して、症状がどの程度改善するか観察してから治療の方針を決める、少なくとも数時間は病院で過ごしてもらうと言われます。

ある程度薬が効いても飲めない&食べられない状態が続くようであれば点滴をする、肺炎の可能性もあるので後でレントゲンを撮ると言われますが、それも全部ある程度回復するか様子を見てからの…ということで、薬を何度か投与して処置室で待ちます。

 

1時間後くらいにまた医師の診察。息はまだまだ苦しそうだけど、少しだけ回復したように見えました。そのタイミングで医師から飲んだり食べたりできるか試すよう指示があり、果物ピューレを食べさせようと試みます。でも食べない。水に口をつけるようにはなったけど飲まない。これはやっぱり点滴が必要だと言うことで、医師や看護師が準備に向かいます。

が、ここてお煎餅を試してないことに気づく私。お煎餅も果物ピューレ同様大好物なのだけど、体しんどいときに煎餅はないよな…と選択肢から外してしまっていたのでした。ダメ元で渡してみると、なんと受け取って食べた!通訳さんを呼んで報告。とりあえず良かったねとはなりつつも、もうしばらく経過観察するために、個室に移動します。

 

個室ではベッドに1人で座り、テレビに映したお気に入りの動画を見ながら笑顔になり、お煎餅で喉が渇いたのか水も飲むようになりました。

これで一安心…となったのは私だけで、医師からはまだまだ警戒が必要な状況ですよと念を押されます😓個室でも薬の投与は継続し、追加でウイルスの検査とレントゲン撮影を行いました。レントゲン室に移動するのかと思っていたら、機械を持ってきて部屋で撮影してたのにびっくり。肺炎ではなかったけれど、夕方まで様子を見た結果、入院するように指示されます。

またまたタイミングが悪いのが次の日夫が出張予定だったので、入院の手続きを進める前に、夫の仕事のあれこれを調整する必要がありました💦でも出張が1日ずれてて、夫がいないときにこの状況にならなくてよかったねという話で。1人だったらテンパりまくってたと思います。

 

無事入院の手続きが進むも、病室が空いていないのでここで待機と言われます。病院として退院する時間は特に決めていないそうなので、本当何時でも空き次第移動という形なんだそうです。この時いた部屋でもちゃんとしたベッドと付き添い用のソファベッドもあるので、全然問題なし。

状態も安定していたので基本的にのんびり過ごしましたが、割と頻繁に病院の方が来られました。薬を投与するために看護師さん、呼吸リハビリのために理学療法士さん(多分)、食事のアレンジのために栄養士さん。

ここで大層栄養士さんを困らせる偏食ボーイ。本っ当食べられる物がなさすぎて…確実に食べるものはご飯(日本のお米)、パンくらい。少しでも可能性があるなら…!といくつか出してもらうことになりました。

ブラジルのお米をなるべく柔らかく炊いたもの、そぼろになるべく近づけたスクランブルエッグ、人参スティック、フライドポテト、果物ピューレ(いつものパウチタイプではなくてカップに入ったもの)。色々やってもらったのにフライドポテトしか食べなくてとても申し訳なかったです💦

体調悪いときに揚げ物ってどうなの?って思いつつ、食べられるものを食べるのが1番です!って言われたのでポテトは完食🙆‍♀

 

結局病室は空かなかったので、そのまま寝ることになりました。この時、多分22:00くらい。それまでずっと通訳さんが付き添っててくれたというか、いつでもすぐ来れるように病院内のデスクで待機してくれてたので、本当ありがたかったです🙏

 

ソファで寝てもよかったのだけどいまいち使い方がわからずフラットにできなかったので、ベッドで添い寝。なかなか寝付けず、やっと寝られたと思ったら、夜中の2:00頃?に投薬のために起き、割とすぐ寝られたのだけどまた投薬のために6:00起床😅前日からの寝不足もあり、私はヘロヘロでした😵

でも次男はすっかり元気な様子で、ベッドから出せと、暇だ遊ばせろとアピールがすごい😂これだけ元気ならもう退院できるかなーと思っていたらお昼過ぎに今日も入院になる確率が高いとの知らせが。

主治医の先生じゃなくて、前日最初に診察してくれた先生の判断なので決定ではないですが…と通訳さんが教えてくれてから30分。今まで見たことのない年配の医師が来て診察、帰っていいよ👍って言って去っていきました😂

え??ってなって通訳さんに確認したら主治医の先生だったそう。急遽退院が決まりました🤣

その後も手続き色々あるし、通常通りなら3時間後くらいに退院になると思いますって聞いてたのに、30分くらいで病院側の手続きは終わって、薬の服用方法の日本語訳のために30分待って、1時間で退院できました。色々急展開!

途中、薬局に寄って薬を買って無事帰宅。1日だけの入院だったけど、家に帰ってきて本当にほっとしましたε-(´∀`*)ホッ

 

退院後も投薬と呼吸リハビリは毎日必要、数日後に診察も必要との指示だったので、それ関係で書きたいこともあるのだけど、一旦こちらで締めます!

長々とどれだけ大変だったか語ってるだけになってしまった💦読んで頂きありがとうございます🙇‍♀